「Appleは悪。Googleは開発者を理解している味方」というEpic GamesのスウィーニーCEOが歓迎する未来は本当にバラ色なのか
2007年にiPhoneが登場した際、当時のスティーブ・ジョブズCEOはセキュリティや品質管理の懸念から、外部開発者が自由にアプリを作ることに強く反対していた(当時はSafari上のWebアプリで十分だと主張していた)。実際、多くの開発者はiPhoneの画面サイズに合わせたWebアプリを開発し提供していた。この図のNHK時計もその1つだ。そんな中、現Appleフェローのフィル・シラー氏らが、自分のクビをかけてApp Storeをやるべきだとジョブズ氏に進言。ジョブズ氏の懸念を払拭するために、App Storeは人力でアプリを審査するという、それまでの常識では考えられないセキュリティを重視した設計を押し通し、安全なアプリ実行環境となった。アプリ市場の経済的成功が、最も大事にしていたセキュリティを脅かすことになるとはスティーブ・ジョブズ氏も想像していなかっただろう
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