2025年末出荷開始予定の「Core Ultraプロセッサ(シリーズ3)」のCPUコア構造を“深掘り”

タグ付き幾何履歴長分岐予測(TAGE)の概念図。この図は分岐履歴の統計時間の範囲を「4階層」で持ったタイプで、分岐予測システム全体ではベースとなる分岐予測器とは別に、4基の分岐予測器を備えることになる。一般的にTAGE法では、最も長い分岐履歴をつかさどる一番の奥の分岐予測器で“ヒット”したら、それを優先採択するようになっている(出典:A case for (partially) TAgged GEometric history length branch prediction)