SSDの容量、性能、耐久性、電力効率を高める「3D V-NAND」とは何か?

2006年にCTF、2008年に3D CTFを開発、以後セルの層を増やしてきた(写真=左)。2013年に24層で初めて製品化し、2014年に32層の第2世代を送り出した。層を増やすにあたり、大きなポイントとなるのが、高層マンションのエレベーターに相当するチャンネルホールだ。信号の通路となるチャンネルホールの品質はとても重要だが、高い建築物ほどエレベータを設置するのが難しいように、層が増えるほど困難が増す。断面図を見せ、いかに精密にチャンネルホールを形成しているか、技術力の高さをアピールした(写真=右)