最先端のテクノロジーが作り出す風景

同展では現代の木版画作家も4人紹介している。吉田亜世美の「YEDOENSIS-divine」は水性木版画による映像プロジェクションと、そこに影を作るジャングルジムなどで構成された作品で500年後の(日本の)桜をイメージしてつくった作品(写真=左)。手前の折り目のある作品は、版画の木目を味わいとして使う現代作家、桐月沙樹の「ダンス・イン」という作品(写真=右)