「XPS 11」――カーボンボディと超高精細ディスプレイが魅力の11.6型“2in1”Ultrabookを徹底検証

CPU-Zの情報表示画面。第4世代Coreの中でも最も消費電力の低い「Y」シリーズを採用。店頭モデルが搭載するCore i5-4210Yは、基本1.5GHz/最大1.9GHzのデュアルコアCPUで、Hyper-Threadingによる4スレッドの同時実行が可能だ。Ultrabookで使用例が多い「U」シリーズ(Core i5-4200Uなど)同様、チップセットの機能も1つのパッケージに統合し、実装面積と消費電力を抑えた。TDP(熱設計電力)は11.5ワットと、Uシリーズの17ワットよりさらに低い。タブレットでの利用シーンを想定した電力指標のSDP(Scenario Design Power:利用シナリオに即した電力設計)は6ワットだ。メモリはオンボードの4Gバイトだが、デュアルチャンネル転送に対応する