第1回 もっとじっくり写真で見る「ThinkPad Helix」

しっかり深めのストロークがある“ThinkPadならでは”のキーボード。2012年に刷新された6列配列のアイソレーションキーボードに賛否ある人は確かにいるが、フルHD解像度を望んでVAIO Z(VPCZ11→VPCZ21)に浮気したユーザーからするとうーん、比べるとやはり打ちやすいぞとしみじみ思ってしまう。打鍵時の音はカチャカチャではなくスコスコといった感じで耳につく高音を発しない点、そしてパームレストの長さも腕時計がカンカン当たらない絶妙なサイズである(写真=左)着脱できる複雑なヒンジ機構を備えながら、天面がとてもすっきりしているのも印象がよい。下部にあるヒンジ部のカバーはディスプレイの開閉と連動して開閉。少々無骨なヒンジ部やファン穴をうまく隠しつつ、システム空冷のために空気を取り入れる“すき間”を確保している(写真=右)