「Xperia Tablet Z」開発者インタビュー(後編)――超薄型と高画質を両立できた謎に迫る

カメラアプリは画面いっぱいにプレビューが表示され、ボタン類は最小限ながら、写真と動画を同時に撮影できるようシャッターボタンを2つ並べている(写真=左)。撮影時には、12種類のシーン認識に加えて、被写体や撮影者の状況(カメラ固定や移動)も感知し、合計36パターンの組み合わせからカメラが最適な設定を自動で行うことで、シーンを問わずオートで美しい写真が撮れるよう配慮した。暗所撮影でのノイズリダクションなど、画像処理は「サイバーショット」の技術を流用し、画質の向上を図っている。9種類のエフェクトの実際の効果を1画面で一覧しながら選択し、撮影イメージをリアルタイムでプレビューしながら撮影できる「ピクチャーエフェクト」機能も持つ(写真=右)