第2回 「802.11ac」の特に優れたポイント──「電波干渉対策」

802.11acにおける並列送信の例。異なる2つの近接するアクセスポイントが同じチャネルを使用していた場合においても、制御信号を含むプライマリチャンネルが異なれば周波数を分け合って通信を行う。他方のアクセスポイントの通信が終了すれば、もう片方は80MHz幅をフルに利用できるようになる──というようにかしこく「自律制御」を行う仕組みを取り入れている「Cisco 802.11ac:第5世代のWi-Fi規格テクニカルホワイトペーパー 2012年8月版」より抜粋)