GPU Boost 2.0の挙動を確かめる

KeplerアーキテクチャのハイエンドGPUでは、GPU温度に応じて、ベースクロック以上の動作クロックに自動的に引き上げ、パフォーマンスを稼ぐことができる。これがGPU Boost 1.0だ(写真=左)。緑がBase Clock、黄緑がGPU Boost 1.0で設定できる動作クロックで、それと若草色部分を合わせた分がGPU Boost 2.0のクロック上昇分になる。GPU Boost 1.0から、さらに70〜90パーセント近く引き上げることをこのグラフは示している(写真=中央)。GPU Boost 2.0では、高電圧で高温という状況になるべくならないよう振る舞うというのが“ブレイクスルー”であるようだ(写真=右)