巧妙化するサイバー金融詐欺の現状

マルウェアに感染したマシンで銀行のWebサイトにアクセスすると、ブラウザで不正な処理が行われ認証情報を求める内容に書き換えられる。ここで入力すると情報を盗まれ、数十秒の間に裏で自動的に犯罪者の用意した口座へ送金されてしまう(写真=左)。国内の金融機関でも合い言葉や暗証番号を求める不正なポップアップは確認されている(写真=中央)。サイバー金融詐欺の進化。サーバサイドで自動送金するなど、効率化が進んでいる(写真=右)