「Xperia Tablet S」の防滴・薄型軽量・長時間駆動はいかに実現したか

本体内部のレイアウトは、中央に大きくバッテリーを配置し、上部にメイン基板、下部にサブ基板を搭載している(写真=左)。上下の基板をつなぐ2本のフレキシブルケーブルは、液晶ディスプレイ出力用とマルチポート用だ。基板を上下に分けて配置しているのは、重量バランスや強度などを考慮した結果という。防滴はカバーの端にのりしろのような部分を設け、接着紙で密閉するというシンプルな手法で実現している(写真=右)。製造部門には高度な部品の工作精度、合わせ精度が要求される