“第3世代Core i7”搭載の「HP Pavilion Desktop PC h8-1290jp/CT」を徹底チェック

T-Monitor 1.04を使い、CINEBENCH R11.5実行中におけるCore i7-3770KとCore i7-2600Kの動作クロックをモニターした結果(グラフ=左)。Core i7-3770Kがほぼ3.7GHzで動作していたのに対し、Core i7-2600Kは3.5GHzだった。ワットチェッカーの「Watts Up? PRO」を用いて、PCMark 7(総合テストのみ)実行中の消費電力をCore i7-3770K搭載時と、Core i7-2600Kに載せ替えた場合とで計測し、推移を比較した。PCMark 7は3回同じ作業を繰り返すため、消費電力の山が3つ(中→大→小)ある同じ波形が3回ループしている。大きな山の部分(3D描画テスト時)はCore i7-3770Kのほうが高いが、最初にある中型の山の部分(動画エンコード時)ではCore i7-3770Kのほうがかなり低い。後半に行くと性能差による時間のズレも出てきており、Core i7-2600Kのほうが少し長く負荷状態にあり、そのぶん電力も消費している