国家が“ゲーム”に参加し始めた――現実化するサイバー戦争

カスペルスキー日本法人の川合林太郎氏は、サイバー犯罪者の間で、“競合”が仕込んだマルウェアを駆除するために同社の製品が使われているケースなどを紹介し、「皮肉なことにブラックリスト側の人たちの信頼を得ているが、パートナーや顧客といったホワイトリスト側の信頼を獲得するために今後も活動していく」と語った(写真=左)。企業向けセキュリティの取り組みを説明するKasperskyの最高製品責任者(CPO)、ピョートル・メルクーロフ氏(写真=中央)。同社最高技術責任者(CTO)、ニコライ・グレベンニコフ氏は、KSN(Kaspersky Security Network)やホワイトリスティング技術を核とする今後の展望を語った(写真=右)