大解説! 新世代GPU“Kepler”が性能2倍で省電力の理由

32基のCUDAコアで構成していたGeForce GTX 580世代のSMに比べ、GeForce GTX 680で採用したSMXは、コントロールロジックを大幅に簡素化し、限られたトランジスタ数でより多くのCUDAコアを搭載できるようにし、電力あたりのパフォーマンス性能を2倍に高めたとNVIDIAは説明する(写真=左、中央)。GeForce GTX 680が採用するKeplerアーキテクチャでは、CUDAコアもほかの回路と同じクロックで動作するシングルクロック化を図ったことで、回路エリアは1.8倍に増えても、消費電力は大幅に低減した(写真=右)