「このままではエクサスケール実現にフーバーダムが必要」──NVIDIAが語る“GPUの必然性”

こうしたヘテロジニアスなアプローチをとることで、従来型のCPUだけで演算するシステムではエクサスケールコンピュータの実現に2035年までかかっていたロードマップが、2019年までに実現できるようになるという(写真=左)。スーパーコンピュータというとコンシューマーユーザーには縁遠いと思うかもしれない。しかし、2004年時点のスーパーコンピュータで1フレームあたり数時間かけて制作していたCGムービーが、2019年には家庭向けゲームコンソールで普通に実現できるレベルとなる。基調講演では、そのことを示唆する例として、Assassin's Creedのデモムービーを紹介した(写真=右)