「このままではエクサスケール実現にフーバーダムが必要」──NVIDIAが語る“GPUの必然性”

中国で人気のFPS「全球使命」(Global Mission)には、各種の物理演算やゲーム内のオブジェクトに対するギミックが仕込まれており、旗が風にたなびき、煙を上げ、標的として打ち抜いたターゲットは細かい破片になって四散するなど、リアルな表現が特徴だ(写真=左)。「Battlefield 3」を例に最新のGPUによる映像効果を見る。DirectX 11では「テッセレーション」をサポートし、凹凸のある背景やたなびく髪などの表現も可能となっている。また「ラジオシティ」は複数光源によるライティング効果を描写するテクニックで、爆発による閃光で周囲のオブジェクトが反射光で明るくなるといった効果を反映できる(写真=中央)。このほか、厚みのある煙の表現や、背景の奥のほうまで描写することによるシネマ効果、細かい模様を潰さない「FXAA」による自然なジャギー修正など、ディテール部分の再現力が向上している(写真=右)