マルチコアから高性能コアで進化を目指すインテルのCPU

GPUを使ったJavaScriptのアクセラレーションデモとして宇宙空間における星々の干渉のしかたをシミュレーションする「N-Body」をFirefox上で動作させた。LGA 1155版Core i7 2600KのCPUのみを利用した場合でフレームレートはわずか3fpsしか出ていないが(写真=左)、GPUコアを並列処理に利用するRiver Trailを利用することで、同じCPUでも内蔵GPUも利用して45fpsのフレームレートを実現できるという(写真=中央)。TSV技術を使ってCPUチップ上にDRAMチップを直接搭載するHybrid memory Cube技術。同技術を使えばDDR3 DRAMを使用しても128Gバイト/秒の広帯域を確保できるという(写真=右)