20メガワットエクサスケールは破壊的イノベーションで実現する

HPCの電力効率改善と大幅な性能向上には、GPUをアクセラレータとして利用する手法が最適だと主張する(写真=左)。GPUアクセラレーションの身近な成功例として、長崎大学の濱田剛准教授(先端計算研究センター超並列部門長)が、2009年に、3800万円で日本最速のスーパーコンピュータを自作し、米国電気電子学会よりゴードン・ベル賞の価格性能部門を受賞したことが紹介された。ファン氏は、「濱田先生にTeslaを採用してくれるよう頼んだが、GeForceで十分と断わられた」とし、コンシューマ市場向け製品でもHPCのGPUアクセラレーションが可能であることも訴えた(写真=中央、右)