Fusion APU搭載タブレットデバイスをファンレスで冷やす方法

左がAcerのタブレットデバイスで従来採用してきた冷却機構で、右がAMDが改良を加えた冷却機構だ。放熱板を兼ねていたノイズシールドに伝熱素材とアルミのヒートスプレッダを加え、さらに、背面パネルとの間に適切な“すき間”を設けた(写真=左)。この検証はAcerの既存モデルを使って行った。すき間を作るため、背面パネル内側のリブはすべて取り払い、ファンは電源コートの抜き差しでファンありとファンレスの違いを確認した(写真=中央)。改良した冷却機構の有効性を検証するため、ファンレスとファンありでCPU、ヒートパイプの温度をアイドルと動画再生時で比較した(写真=右)