「Windows 7+WinRT=Windows 8」──明らかになるARMが動く“仕掛け”

システム関連のタッチ操作を認識するために、いちばん端のドットにあたる部分のタッチ認識が必要になる。ここを起点にスクリーンをなぞることでシステム関連の操作であることを認識するためだ。そのため、タッチスクリーンもそれに適した形でフチのないフラットなパネル面が要求されるという(写真=左)。6月のパートナーイベントでは、スクリーンサイズの横縦比に16:9を推奨していたが、BUILDではこのことについて特に言及していない。ただ、1366×768ドット(16:9)または1280×800ドット(16:10)以上の解像度が望ましいとされており、その理由として、Metro UIのすべての表示スタイルを再現するのに必要なアスペクト比と解像度がこの水準だからだという(写真=中央)。センサーサポートでは、すでに表明している加速度センサー、磁気センサー、ジャイロの3つのモーションセンサーに加えて、BUILDでは、新たにNear Field Communications(NFC)のアンテナやセキュリティチップの搭載に言及している。NFCの標準サポートには注目したい(写真=右)