「VAIO L」2011年夏モデルを試す(後編)――強力無比なテレビ機能と独特のタッチ操作にハマる

CPU-Zによる情報表示画面(画像=左/中央)。CPUはCore i7-2630QM(2GHz)を採用する。高負荷時に安全な範囲で動作クロックを上昇させるIntel Turbo Boost Technology 2.0、省電力機能のEIST(Enhanced Intel Speedstep Technology)を搭載し、必要なときだけ動作クロックを上げて高速に処理する一方、アイドル時や低負荷時は逆に動作クロックと電圧を下げて消費電力を節約する。GPU-Zによる情報表示画面(画像=右)。グラフィックス機能にはGeForce GT 540M(グラフィックスメモリ1Gバイト)を採用。従来の標準仕様モデル上位機(VPC219FJ/W)や、その後継となる3D立体視なしモデル(VPCL227FJ/W)が搭載するGeForce 315M(グラフィックスメモリ512Mバイト)より3D描画性能が高く、比較的描画負荷の低いものであれば3Dゲームも実用的にプレイ可能だ。また、GPGPUのCUDAに対応しているため、CUDAに対応したPMB VAIO Editionでの動画変換などが高速に行なえるメリットもある