Windows 8がタイルUIを採用する意図、そして“面倒な制約”とは──ここまで判明、「Windows 8」詳報

そして話題は「Windows on ARM」に。すでにCES 2011のデモで一部が紹介されていたが、ここで改めてARM SoCを提供するベンダーがTexas Instruments(TI)、Qualcomm、NVIDIAの3社であることが明言された。またARMマシンのリファレンスモデルを提供するベンダー3社として、Wistron、Foxconn、Quanta Computerの名前が初めて紹介された。今後のソフトウェア検証に向け、アプリケーション開発者らはこれらベンダーから提供されるプラットフォームを利用することになる。写真=右はクアルコムのSnapdragon MSM8660で、この中に1.4GHz駆動のARMプロセッサコアを2基搭載するほか、3Gと4Gのモデム機能も内蔵する(4GについてはLTEかWiMAXかは明言していないが、Snapdragonの仕様に準拠するとみられる)。AARMプラットフォームの利用により、これまで以上に薄型軽量なマシンの開発が可能になるメリットがあると説明する