新型「VAIO L」徹底検証――“テレパソ”の弱点を克服した24型ボードPC

CPU-Zの情報表示画面(画像=左/中央)。上位機ではCore i7-2630QM(2.0GHz/最大2.9GHz)を採用。高負荷時に安全な範囲で動作クロックを上昇させるTurbo Boost 2.0、省電力機能のEIST(Enhanced Intel Speedstep Technology)を搭載しており、必要なときだけ動作クロックを上げて高速に処理する一方、アイドル時や低負荷時は逆に動作クロックと電圧を下げて消費電力を節約する。GPU-Zの情報表示画面(画像=右)。グラフィックス機能にはNVIDIA GeForce 315M(512Mバイト)を採用している。3D描画性能ではCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000とそれほど大きな差があるわけではないが、GPGPUのCUDAに対応しているため、CUDAに対応したPMB VAIO Editionでの動画変換などが高速に行なえるメリットがある