失われたデータを求めて――HDDサルベージ探訪(後編)

こちらは破損したRAID構成のHDDからデータをクローニングし、さらに不具合のある部分をセクタ単位でソフトウェア的に復旧している。このときは該当部分のデータを紙に書き出して計算し、手動で修正していた。セクタ数を見ると625142448と表示されている……気が遠くなる作業だ。「でも慣れてくると16進数の文字列をぱっと見て、どこが必要なデータなのか、どこがおかしいのか分かるようになるんですよ」(スタッフ)。すごすぎます