日本発表前の次世代ROGマザー「MAXIMUS IV Extreme」をガツッと観察する

ASUS独自のオーバークロック機能を利用するために、駆動電圧の制御や高クロック動作による過熱防止などのハードウェア監視と各種制御を行う「iROG」チップが、MAXIMUS IV Extremeには3基用意されている。また、システムの構成をチェックして、ユーザーが選択した動作モード(安定性より性能重視か、安定動作できる範囲内で性能を向上させるか、など)にあわせたオーバークロック設定を自動で行い、その動作が可能かどうかをテストしながら適切な設定を“自分で”チューニングする「TPU」コントローラも見える。「P8P67 Deluxe」には、この機能を有効にする専用スイッチがオンボードにあったが、MAXIMUS IV Extremeではその存在が確認できなかった(写真=左)。左下隅にあるのはBIOSの切り替えスイッチで、2つ用意されたEFI BIOS(写真=右)のそれぞれで異なる設定をしておき、起動時に切り替えて利用することが可能だ