日本発表前の次世代ROGマザー「MAXIMUS IV Extreme」をガツッと観察する

メモリスロットから周辺部にはマザーボード設定関連の各種スイッチとコントローラが設置されている。POST Code表示LEDのすぐ下に見えるのはNuvotonのSuper I/Oコントローラ「NCT6776F」で、その脇にあるのは液体窒素などの冷却によって過度の低温状態になってもシステムを起動できる「LN2 Mode」のオン/オフスイッチだ(写真=左)。オンボードに用意された電源ボタンとリセットボタンはLEDで輝く。その脇にはPCI Express x16スロットを1基ごと強制的にオン/オフにするスイッチで、その下にはマザーボード各部の駆動電圧をテスターで直接測定できる「ProbeIt」用の測定端子が設けられている。測定できるのは「CPUコア」「CPU PLL」「CPU IO」「PCH」「PCH IO」「nForce 200」「CPU SA」「DRAM」の8カ所だ。その隣には、事前に設定しておいたオーバークロックプロファイルを読み込み、システムを短時間で起動する「GO Button」がある(写真=右)