米NVIDIAのCEOが絶賛する“日本のCUDA”

CUDA環境に移植した次世代気象モデル「ASUCA」で実際に観測された台風のシミュレーションを実施する。格子サイズは4792×4696×48で、実際のスケールに置き換えると水平方向に500メートル四方の精度で演算ができた(写真=左)。格子単位で演算するメッシュ法で実施した気体と液体の流体シミュレーション。現在主流の粒子法では再現できない「液体の中の気泡」がGPUコンピューティングによるメッシュ法では求めることができるという(写真=右)