最新テクノロジーで再現された“バーチャル大仏”を体感した

大仏殿の2度の焼失にもかかわらずほぼ創建時のままの姿を伝える八角燈籠。火袋のトビラは蓮の上に立ち楽器を奏でる菩薩で、竿の部分は経文で装飾されている(写真=左/中央)。東大寺の伽藍を復元した模型を見ると、大仏殿の前にきちんと八角燈籠が配置されていた。実物は高さ約4.6メートルと非常に大きいが、巨大な大仏殿の前ではむしろ小さく感じる(写真=右)