圧倒的ではないか――ベンチマークテストで見る「TS-639Pro」の実力

事務処理では構成・プロトコルによる差がかなり小さい。これは事務処理のシナリオが非常に巨大なもので、局所的なブレが出にくいものになっているためと思われる。ただし、iSCSIバーチャルスペースアロケーションの場合は容量拡大が行われたときと、すでに確保されている領域を使用するときでは結果が異なることが予想される(画面=左)。iSCSIバーチャルスペースアロケーションを使って容量5492.36Gバイト上に4.88TバイトのiSCSI領域を5つ作成したところ。合計で24.4テラバイトに見える(画面=右)