“10倍速いUSB”を体験してきた

展示会場ではSuper Speedによるデータ転送デモが行われていた。Serial ATAインタフェースのインテル製SSDをPCI Express×1接続のボードでUSB 3.0に変換し、転送速度を計測するデモでは、リードタイムが164Mバイト/秒だった。現状ではUSB 3.0対応デバイスがないために変換する必要があるが、環境が整ってボトルネックとなる部分が省かれ、かつドライバが最適化されれば、実測で300Mバイト/秒(2.4Gbps)くらいになりそうだという。同時に行われていたUSB 2.0のデモでは30Mバイト秒前後だったので、確かに“10倍速く”なる可能性がある(写真=左/中央)。こちらはHDDを使ったベンチマークテストの結果。赤い線がUSB 3.0、青い線がUSB 2.0を示している(写真=右)