ナナオ、“人感センサー”で省電力化した20/23型ワイド液晶ディスプレイ

「距離判定」のアルゴリズムにより、ユーザーがディスプレイから120センチ(90センチの設定も可)離れると、自動でパワーセーブに移行し、近づくと復帰する(写真=左)。測定距離が限界値を超える動きには反応しないため、電源オンの誤動作が防げる。距離判定が効かない狭いオフィスなどでは、「ゆらぎ判定」のアルゴリズムが有効で、ユーザーが一定のゆらぎ範囲を超えた場合、自動でパワーセーブモードに移行する(写真=中央)。ユーザーの位置とゆらぎ範囲は、電源オン時やセンサーオン時、設置方向の設定変更時に自動検出して設定する仕組みだ。「静物判定」のアルゴリズムはご認識を防止するための機能で、1分間動きがない場合は静物と判定されて自動でパワーセーブモードに移行する(写真=右)。動きの少ないユーザーを静物判定で誤認識しないように、電源オフの前には画面に警告アイコンが表示され、アイコン表示中はコントラストが少し下がる