普通紙でもカラー印刷が美麗な複合機――「PIXUS MX7600」を試す

普通紙にドライバ設定「標準」で印刷し、MX7600のスキャナで600dpiでスキャンしたサンプル(写真=左)。拡大すると若干のにじみが見られるのだが、見た目には判別できない。ドライバの標準でこの品質であれば、納得できるクオリティといる。300万画素のデジカメ写真の画像を普通紙に「きれい」「色/濃度」を自動に設定して印刷し、同じくMX7600のスキャナを使って600dpiでスキャンしたサンプル(写真=中央)。実際のデータより暖色系に振ったような暖かい感じのする出力結果となった。カラーバランスの調整次第で見た目に近い設定も可能だ。写真用紙への印刷品質はまずまずで、一般的な普通紙で専用紙に近い安定した発色が得られるため、ビジネスシーンでの利用価値は大きいだろう