“広色域”は誤解だらけ!? 今選ぶべき液晶ディスプレイを考える

Adobe RGBのみ対応の液晶ディスプレイを使って、Internet Explorer 6で表示を逐一チェックしながら、PhotoshopでsRGBの写真データを編集し、HTML作成ソフトでEIZOチャンネルのページを作成している例。白地の背景に黒文字で、小さな画像が数点入るといった一般的なWebページのデザインでは、色域の違いを感じることは少ない(写真=左)。ただし、作業を進めていくと、カラーマネジメントに対応したPhotoshop上ではsRGBのカラーが再現されているのに、カラーマネジメントに対応していないInternet Explorer 6上ではアイコンの色が液晶ディスプレイ側のAdobe RGB色域に引っ張られ、彩度が高くなりすぎてしまうなどの不具合が見られた