第3回 高画質を生み出す魔法の石――EIZOの“映像プロセッサ”に迫る(前編)

ナナオが最初に製品化した映像プロセッサは、CRTディスプレイ用グラフィックスカードの画像制御ICだ(写真=左)。1981年にIBM PCが登場し、これに対応する製品として1987年に投入された。ナナオの独自映像プロセッサを搭載した製品の歴史(写真=右)。1987年にグラフィックスカード、1993年には信号の周波数を変更するスキャンコンバータを手がけ、CRT用の映像プロセッサも続々と投入。現在は液晶ディスプレイ用映像プロセッサの開発を続けている