2006年はWoodcrestとAverillで勝負するインテル──4コアはやっぱり来年

阿部氏の説明によると、この消費電力の増加に最も早く危機感を示したのが日本のインテルであったという。当時の顧客からは、このまま消費電力が増えつづければ「発電所がもう1つ必要になるのでは?」(阿部氏)といわれるほどだったという。その状況を解決したのがPentium Mで、消費電力は「1993年のPentiumまで戻すことができた」(阿部氏)