「文学フリマ」の盛況を支える“KDP出版”とは? リスクを抑えながら自費出版する仕組みと楽しみ

筆者が「菊月千種の夕暎」という本を文庫で作るために、「ちょ古っ都製本工房」さんで取った見積りの例。100冊を10日営業日コースの発注で作ると。諸経費込みで3万1790円。つまり1冊あたり約318円で作ることができる。KDPだと日数による割引などはないが、印刷屋さんだと、どこも入稿から納品まで長いほど安くなる