RISC-Vの浸透 なぜRISC-Vが使われるようになったのか、その理由を探る

写真6:Raven-3もRaven-1の延長で高効率を狙った(ただし初代Ravenよりも汎用的に使える)設計である。ただここでの工夫は、むしろSoCに内蔵したSC(Switched Capacitor)DC-DCコンバーターと、20ns周期での調整を行うDVFS(Dynamic Voltage Frequency Scaling)辺りがメインであり、論文もこちらに力点を置いたものになっている。出典はHot Chips 27の“Raven: A 28nm RISC-V Vector Processor with Integrated Switched-Capacitor DC-DC Converters and Adaptive Clocking”(PDFへのリンク)