工事中の駅の「フォント」を集めてみた

渋谷駅を利用されている方には工事が始まって以来おなじみの仮設サイン。工事の進捗(しんちょく)によって通路の位置は頻繁に変更されてきたため、このエリアの仮設サインは黒字に白ヌキ文字をベースにラインカラーと路線アイコンを組み合わせるという手法で一貫している。このため、仮設であってもデザインのフォーマットが決まったサインとして継続して認識しやすい。工事当初は戸惑った方も多かっただろうが、サインを設置する位置やサイズなどは、利用者や現場の声を聞きながら改良を反映するといったように、仮設サインの効果測定を短いサイクルで積み重ねられたのではないだろうか