東急、東武、JR東でフォントの旅を始める

東急東横線で表示されるトレインビジョン用の運行案内。ここでも多言語対応がされており、日本語、英語、中国語簡体字、ハングルが繰り返し表示される。こうやってみると「しぶや」の濁点がはっきりしており、認知しやすいことがわかる。限られたディスプレイ面積の中に、次の停車駅、乗車している車輌、乗り換え駅のエレベーターやエスカレーターの位置、乗り換え路線の案内などがぎっしりと詰めこまれているが、デザインの基本設計が良いせいか煩雑な印象は持たない。ただし、かな漢字混じりの日本語は文字数の幅がかなり広いため、下段の乗り換え路線名はフォントの縦横比を変更している。どうやって文字をうまく入れこむか苦労されていることがうかがえる。悩みは「高輪ゲートウェイ」問題だけに限らないのだ