SpaceX、2018年に人工衛星「SES-12」打ち上げへ

ポジションやパワーなど数千のデータを常時アンテナで受け、オペレーターが修正などの指令を送っている。衛星は完全に止まっているわけではなく、太陽と月の引力の影響もあり、また、地球は完全な球体ではない。そのため、地球の位置によって重力などが微弱ながら異なる。こういった要素により、衛星は、少しずつ遠ざかる傾向があり、軌道に戻すための位置修正などが必要だという。例えば、衛星が軌道から1度ずれるだけで、欧州では通信領域の約700キロのずれにつながり、1億6500万世帯に影響がでる。若干ずれもアラートが送られ、オペレーションセンターでは(自動ではなく)マニュアルで人が調整している