「YouTubeは世界共通語」――角川会長の考える“次の著作権”

政府はコンテンツ立国をかかげ、2010年までに、コンテンツ市場を2006年約3割増・18兆7000億円にまで拡大することを目指している。だが日本のコンテンツ市場は縮小傾向。出版市場は1996年から右肩下がり。1996年はYahoo!JAPANができ、日本のネットが普及し始めた時期と重なる。「僕は、出版に元気がない理由をネットのせいにする人を批判してきたが、ネットの成長と出版界縮小があまりにパラレル。ネットの影響は大きいと言わざるをえない」