デルが4ソケットサーバにAMD Opteronを選んだその“理由”

VMware標準の統合管理ツール「VirtualCenter」から見た、各仮想マシンのリソース使用状況。dvdstore-xx というネーミングの仮想マシンには、CPU 1GHz、メモリ512Mバイトが割り当てられ、物理サーバリソースを均等に使えているのが分かる。使用したハードウェアは、4ソケット×デュアルコアAMD Opteronプロセッサー8218 2.6 GHz(合計8コア)。物理サーバの合計クロック数は、2.6GHz×8コア=20.8GHzとなり、VMカーネルやサービスコンソールが使用するクロック分を差し引くと、残りは約19GHz少々程度となる。CPU 1GHzの仮想マシンを起動していくと、19台目まではCPUを1GHz使えているが、20台目に起動した仮想マシン(dvdstore-15)はCPUリソースが不足し、0.063GHzしか割り当てられていないことが分かる。こうしたことからも、VMwareは、マルチコアで構成されるサーバリソースを非常に有効に使用できるプラットフォームであるということがわかる