「真夏のモバイルバッテリー」は発火に要注意! 火災事故を防ぐ3つのポイント

2020年から2024年までの5年間にNITEへ通知された製品事故情報のうち、リチウムイオン電池を搭載した製品に関する事故は1860件発生していた。その約85%にあたる1587件が火災事故に発展しており、事故の多くが火を伴う深刻な内容であることが分かる。特に、気温の上昇とともに事故の件数も増加する傾向があり、春から夏にかけて事故が多発する傾向が顕著に見られた。中でも6月から8月にかけてが最も事故が多く、年間のピークを迎えていた