総務省で携帯電話の「非常時ローミング」の議論が始まる 12月下旬に方向性を取りまとめへ

米国では、2012年10月のハリケーン「Sandy(サンディ)」の被害が発生した際に、AT&TとT-Mobile USがニューヨーク州とニュージャージー州でGSM(2G)通信の相互ローミングサービスを無料で提供した。その後、両社を含む7キャリアは災害時に相互ローミングを行うようになったが、FCCが2022年7月に「Mandatory Disaster Response Initiative(MDRI)」としてこの枠組みを義務化した(総務省資料より:PDF形式)