MVNOも導入予定の5G その際に悩ましい「5Gピクト」「端末」「エリア」問題

5G NSA接続の流れ。4G基地局(eNB)が、5G基地局(gNB)があるということを報知情報で流すので、それを検出した端末がMME(Mobility Management Entity)に接続要求を投げる(2)。端末の接続を制御しているMMEは、端末が5G NSA対応だと接続要求を送る。MMEはSIMを認証した後に、SIM情報を管理しているHSSから加入者情報を参照し、5G NSAの利用が禁止されていないかを確認する(3)。5Gを利用可能だと判断した場合は、MMEの指示で4G基地局からSGW/PGW間のデータ接続のパスを確立する(4)。端末と4G基地局でやりとりして、4G基地局、5G基地局の周波数に対応しているか確認される(5)。最終的にシーケンスに問題なければ、MMEは端末側に、5G NSAの接続が可能という接続受付応答を返す(6)