ユーザーが選ぶのは高速な2.1GHz帯よりどこでも使える800MHz帯──KDDIが説明する「これからのLTE」

800MHz帯LTEは、8月末時点で実人口カバー率97パーセント、2014年3月で99パーセントになる予定。面積比で1.5倍という(写真=左)。LTE基地局免許許可件数を比較すると2.1GHz帯と800MHz帯をあわせてKDDIが最も多くなる。たたし、これは許可件数であって実際に稼働している基地局はこれより少ない(写真=中央)。2.1GHz帯15MHz幅以上を利用する高速データ通信も地方から運用を開始しているが、都市部提供は「3GからLTEに移行が進まないと困難」(田中氏)という(写真=右)