ドコモ、屋外移動通信で上り約10Gbpsのパケット信号伝送に成功

10Gbps信号伝送実験で採用した主要技術(イメージ図)。(1)のMIMO空間多重(8×16本)は、複数のアンテナから、異なる信号を、同時に同じ周波数を用いて送信する技術。(2)の64QAM変調は、データを送信信号に変換する方式の1つ。変換された後の信号を、位相と振幅が異なる64通りの組み合わせで表現する。64QAM変調では、1回の送信で6ビットの情報を送信することができる。(3)のターボ検出は、受信側で一度検出した受信情報からその信頼度情報を信号検出にフィードバックして、繰り返し処理を行うことにより、受信性能を上げる信号検出法