「IGZO」で巻き返すシャープ――「2012年度中にはシェアを挽回したい」

静止表示時には画像の転送が従来の60分の1回になるので、車が止まるとエンジンも止まることになぞらえて「液晶アイドリングストップ」とシャープは説明する(写真=左)。IGZOではトランジスタが小型化されるので、1画素あたりの透過率がアップし、バックライトの省電力に貢献する。これにより、同じ電力でより高精細な表示が可能になる。IGZOに加え、SH-02EはクアッドコアCPU、2GバイトRAM、2320mAhバッテリーを備えるなどハード性能も高い(写真=右)