コーラで発電、ソニーのバイオ電池──完全ワイヤレスなDMFCスピーカーも

ケーブル類や基板構成部品事業などを展開するフジクラは最大出力20W(平均10W)の燃料電池試作品を展示。同社が開発した、燃料供給にポンプを用いない「パッシブ型燃料輸送システム」を採用するのが特徴。同社は熱輸送量10W、熱抵抗を従来比2分の1とした厚さ1ミリの極薄ヒートパイプを開発しており、薄型PCの冷却用ヒートパイプ機構などにも採用されている。この薄型を生かし、燃料電池スタックの冷却や均熱化などにも応用できるとしている