ケータイの歴史に、未来を重ねる――デザイナーに聞く「PLY」が生まれるまで

神原氏の代表作「カドケシ」。28個のカドを持つ消しゴムで、ニューヨーク近代美術館の永久収蔵コレクションとなっている(左)。円形のリングの内側を短針と長針が回る置時計。「ゆっくり時が流れる時計が欲しくて作った」(神原氏)という(中)。「ニューデザインパラダイス」のために提案した、軸が紙で出来た鉛筆。穴があいているハニカム構造は、削りかすが美しい形になるという(右)